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みなさん、こんにちは。情報発信室の花田と申します。
先日、久しぶりに70歳過ぎの叔母と会う機会がありました。叔母はしっかりメイクやヘアスタイル、ファッションを整えておりました。
私が「少し外に出かけるくるいならもっと楽な服装して、メイクもしなくていいんじゃないか?」と伝えると。
何歳になっても美しくいたい!
との言葉が返ってきました。
化粧品業界は不況にも強いと言いますが、まさにどんな不況になり収入に不安があっても美しくいたいとの気持ちは変わらずにあります。
今まさに、withコロナの時代において非常に厳しい経済状況ではありますが、化粧品業界に参入したいとの問い合わせが多くございます。
そこで本日は詳細まではお伝えしきれませんが、よくあるご質問の中から、ごく一部をピックアップして共通認識として知って頂ければお役に立てるかもしれません。
石鹸・化粧品を自社で製造し販売する場合について
化粧品において製造から販売まで一貫して行う場合には●化粧品製造業許可と●化粧品製造販売業許可の2種類が必要になります。
メリットとしては、やはり製造にあると思います。自社しか知らない原料の配合率・原料の仕入れ先・原料の規格・製造方法などあります。
この世に本当に一つしかない商品を生み出し、上記のような原料・製造方法を確立しているのであれば①化粧品製造業の許可を取得し自社製造すべきと考えております。
石鹸・化粧品を他社でOEM製造し、自社がメーカーになる場合について
日本国内においては多くの化粧品製造工場が存在しております。しかしながらどこの工場も得意・不得意の製品種類があり自社で製造できない商品は下請負に依頼するのが現状です。
そこでまずは①しっかりと依頼する工場を見極めることが重要であると言えます。②そのうえで自社がメーカーになるには化粧品製造販売業許可が必要になります。
メリットとしては
化粧品の製造も依頼し、自社もメーカーにならずに販売する場合について
この場合には、なんら免許も必要にならずに低コスト・最短納期でのビジネス展開ができる事になります。
まずは自社が企画した商品がどこまで市場で通用するのか?まずはテスト販売し見極めたいなどの希望に合致します。
デメリットとしては、化粧品の裏面には製造元が必ず記載されどこで製造しているかは容易に知り得ます。
しかしながら、製品の原料については自社のみが作れ、自社しか流通できないような原料を配合する場合にはこのパターンでもメリットは非常に大きいと思います。
化粧品製造業とはまさに「製造」することを業とする会社です。ここで注意が必要なのは製造は出来ても「販売」することはできません。
販売するには自社で化粧品製造「販売」業の免許を取得するか?化粧品製造「販売」業の免許を取得している会社より委託を受け、製造し、製品を化粧品製造「販売」業の会社に卸す形になります。
※あくまでも化粧品の話で雑貨類などはこのような免許はございません。
「製造業」は製造のみ、「販売業」は責任ある立場になりメーカーとして販売することになります。
※製造業と販売業を有している工場様にOEM依頼する場合にはメーカーから商品を仕入れるイメージになります。
このときに自社専用のデザインパッケージにすることにより差別化を行い、さらに一歩進んでODM製造(完全オリジナル品)を依頼すれば自社だけの商品化も可能であります。
※ODM製造の場合には、工場様との間で自社にのみ販売する契約をすることが望ましいですが交渉が必要です。
ODM製造も当センターは得意としております。
化粧品製造工場にとって原料の仕入れ先は高度な秘密情報になります。どこの工場様でも製造技術を磨き、仕入れる原料の品質・ルート・配合率に拘り製造しております。
今後、自社で製造工場を立ち上げたい場合には是非とも当センターのコンサルティングをご利用して頂ければと思います。
日本にある各原料メーカー、原料商社を熟知しているからこそご相談にのることができます。
もちろん他社の製造工場の仕入れルート等は知り得ませんが、クライアント様のご希望に沿う製品化に向けての原料調達などお手伝いできると考えております。
など当センターは化粧品業界のコンサルティングとしても活動しております。
御社のビジネスパートナーとしてお選び頂きますと幸いです。